ベプス語 (Vepsian)

ウラル諸語の1つ。ベプス人の居住地域は,オネガ湖南西岸地域 (シェルトゼロ周辺),およびオネガ湖の南のベプソフスカヤ台地。2002年のソ連邦国勢調査では,ベプス人8240人のうち,5743人 (69.8%) がベプス語を話すと申告した。

1930年代に文章語を成立させる試みがなされたが定着しなかった。ソ連邦崩壊後の1990年代に入って,文章語 (ラテン文字表記) を復活しようとする動きがおこり,学校教科書などが出版されている。

更新日: 2008/02/09